mini6502

電子工作、gadgetいろいろ

MaixCube 動かしてみた (Cameraにしてみた)

MaixCubeにはSDメモリーカードが入れられます。

SDメモリカードは、Class10以上のカードが推奨されています。

 

SD Formatterで初期化して、SDカードを取り付けてみます。

自動的に認識され、SD Cardのルートに

main.py

というファイルが作られます。SDカードがある場合は、このファイルが自動的に起動されます。

 

前回、GithubからDownloadした、MaixPy_scripts-masterの中にある

\demo\camera\simple_camera_for_CUBE.py

をmain.pyにリネームして、SDカードのルートにコピーします。

 

simple_camera_for_CUBE.pyは、ボタンを押すと、カメラで撮った画像をファイルとしてSDメモリに書き込みます。

 

SDカードをいれ電源をいれます。

これで、簡単カメラのできあがりです。

 

 

MaixCube 動かしてみた

先日Shigezoneさんにて購入したMaixCubeを動かしてみました。

MaixCube で MaixPy を使う

https://qiita.com/fukuebiz/items/e54c472c5a8f2d3494e3

を参考にさせていただきました。おかげさまで、Sample動作まで簡単にできました。

忘備録として、記載します。

基本的な情報は、MakerのHPより得られます。

https://www.sipeed.com

その下のWikiページで、いろいろたどり着けます。 

https://wiki.sipeed.com/

 

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まず、MaixPyを試してみます。

 

https://maixpy.sipeed.com/en/

にドキュメントが置かれています。その中でも、What Can MaixPy do?には、いろいろな動画が掲載されていて、楽しみになってきます(笑)

https://maixpy.sipeed.com/en/others/what_maix_do.html

 

1)IDEをセットアップ

https://dl.sipeed.com/

からIDEをダウンロードできます。

https://dl.sipeed.com/MAIX/MaixPy/ide/v0.2.5

の、maixpy-ide-windows-0.2.5.exe をダウンロードして、インストールします。

起動すると、Helloworld.pyが表示されています。

f:id:mini6502:20200823163955p:plain

ここで、MaixCubeをUSBで接続します。

左下のクリップマークを押すとシリアルポートを聞いてきますので、対応するCOMポートを選んで、接続します。

すると、クリップマークが赤くなって、接続されます。

ここで、クリップマークの下の実行マークを押すと、コードが実行されます。

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ここで、無事に動くと、右上にきれいに画像がうつるはずだったのですが....

 

で調べてみると、私の購入したバージョンでは、センサの出力フォーマットが異なるようです。

sensor.set_pixformat(sensor.RGB565) # Set pixel format to RGB565 (or GRAYSCALE)
sensor.set_pixformat(sensor.YUV422) 
に変更することで、きれいに表示させることができるようになりました(^^)/

2)その他サンプルを試す。

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IDEのファイル→より多くの例→githubリポロトジの例

を選択すると、

https://github.com/sipeed/MaixPy_scripts

に移ります。

ここでサンプルやデモをダウンロードすることができます。

Code→Dwonload Zip で一括おとして、フォルダに解凍しておくことをお勧めします。

 

machine Vision等のDemoもあるので、少しずつ試してみたいと思います。

 

 

LILYGO T-Wristband で暇つぶし (BLE Mouseを入れてみた)

LILYGO T-Wristbandの環境ができたので、なにか作ってみようかなと調べていたところ、

neocat.hatenablog.com

という記事を見せていただきました。ただし、T-Wristbandは、技適マークがないので、一般に使うのにはちょっと問題がありそうですが... 試してみました。

標準のExampleと、BLE Mouse exampleをコピペして、サクッと完了

さすがArduino

f:id:mini6502:20200814155303p:plain

BLEは BLEMouse側のライブラリを用いました。

Main Loopはこんな感じで、とりあえず、傾きでマウスを動かし、タッチで、左ボタンクリックです。ダブルクリックで戻るなど追加すれば、Power Pointのコントロールにも使えそうです。

 

 

void loop() {
if(bleMouse.isConnected()) {

if (digitalRead(TP_PIN_PIN) != LOW) {
bleMouse.click(MOUSE_LEFT);
delay(500);
}

getIMU();

if(imu.calcMag(imu.mx) < -0.20){
bleMouse.move(0,5);
}
if(imu.calcMag(imu.mx) > 0.20){
bleMouse.move(0,-5);
}
if(imu.calcMag(imu.my) < 0.40){
bleMouse.move(-5,0);
}
if(imu.calcMag(imu.my) > 0.60){
bleMouse.move(5,0);
}
}
}

 

LILYGO T-Wristband で暇つぶし

夏休みです。go to Homeのため、なにかひまつぶしに面白いガジェットでもないかな と探していると、週刊ASCIIに”スマートバンドの自作キット”の記事が。早速、Shigezone で2980円で購入。5000円で送料無料だったので、ついでにMaixCubeも購入。こちらの報告はまた後で。

すぐに届けていただきました。プラスティックのパッケージに入っています。

 

この製品の詳細仕様は、Webでいっぱいでているので、忘備録として、まず開発環境作成と、Example動作までを試してみます。

ESP32なので、Arduino IDEの開発環境が使えます。久々なのと、PCを入れ替えたので、ESP32環境から作成していきます。

Arduino IDEのインストール

②ESP32用開発ライブラリーのインストール

③T-Wristbandのライブラリーのインストール

④Exampleのビルド

⑤本体への書き込み、動作確認

これだけ終われば、やっと自作プログラムが楽しめますね。ま、この環境作りもちょっとした暇つぶしです(笑)

 

Arduino IDEのインストール

https://www.arduino.cc/ からArduino IDEをダウンロードします。今回は、ARDUINO 1.8.13 をダウンロードしました。

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インストールの指示に従ってダウンロードすれば、完了です。

②ESP32用開発ライブラリーのインストール

Arduino UNOなどのオリジナルボードは、AVRを使っているので、ESP32でも使えるように設定を行います。

https://github.com/espressif/arduino-esp32

からライブラリーをインストールします。以前は、ファイルをそれぞれ配置した覚えがあったのですが、今は、ArudinoのIDEから、簡単にセットアップできるようになっていました。

https://github.com/espressif/arduino-esp32/blob/master/docs/arduino-ide/boards_manager.md

にインストール方法が記載されています。ここのURLをArudinoの環境変数のなかの”追加のボードマネージャーのURL”にCopyします。

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これで、ツール → ボード → ボードマネージャーを開くと、ボードにESP32が追加されます。ここで、インストールを行います。

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しばらく時間がかかります。インストトール完了後、ツール → ボードで見ると、ESP32のサポートされるボード一覧が表示されます。

これで、ESP用の環境が設定されました。ここで、T-Wristbandを選ばないといけないのですが、Listにはないので、”ESP32 Dev Module”を選択して完了です。
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つづいては、T-WristBand環境の構築です。

 

③T-Wristbandのライブラリーのインストール

次にT-Wristband用のライブラリをインストールします。

すべての情報や、exampleは以下で手に入ります。Code → Download ZIPで、関連ファイルを任意のディレクトリに保存しておきます。

回路図なども含まれています。

https://github.com/Xinyuan-LilyGO/LilyGO-T-Wristband

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この中のREADMEにインストール方法が記載されています。これに基づいてインストールしていきます。

https://github.com/Xinyuan-LilyGO/LilyGo-T-Wristband/blob/master/examples/T-Wristband-LSM9DS1/README.MD

1)USBドライバインストール

まず、USBドライバをインストールします。

の2種類があるようです。私の買ったT-WristbandについていたFlash Tool Boardには、CH340Cのチップが乗っていたので、CH340をダウンロード&インストールします。CH341SER.EXE をダウンロードして、実行します。あとは、メニューに従ってインストールすればOKです。

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2)ライブラリインストール

つづいて以下のライブラリをArduino IDEにインストールします。

すべて、githubからインストールします。

まずそれぞれのリンクから、FitHubのページへ飛び、Code → Download ZIP で、それぞれのライブラリをZIP形式でダウンロードします。

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その後、ダウンロードしたライブラリをArduino IDEにインストールします。

スケッチ → ライブラリをインクルード → ZIP形式のライブラリをインストール

で、ダウンロードしたファイルを選択して、順番にインストールします。

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全部インストールして完了です。

次に、このライブラリのうち、TFT_eSPIの設定ファイルを一部変更する必要があります。

Document/Libraries/TFT_eSPI の下に、User_Setup_Select.h という設定ファイルがあるので、これを修正します。

 #include <User_Setup.h> → //#include <User_Setup.h>

//#includen <User_Setups/Setup26_TTGO_T_Wristband.h> → #includen <User_Setups/Setup26_TTGO_T_Wristband.h>

として保存します。

これで準備完了です。

続いてExampleを動かしてみます

④Exampleのビルド

 T-Wristband用のArduino IDE環境が出来上がりました。

 では、サンプルを試してみます。

https://github.com/Xinyuan-LilyGO/LilyGO-T-Wristband

 でダウンロード、解凍したファイルから、Exampleを試してみます。

  LilyGo-T-Wristband-master\examples\T-Wristband-LSM9DS1

ディレクトリにある T-Wristband-LSM9DS1.ino をクリックして起動します。

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以下の部分をコメントアウトすることで、それぞれの機能が動作するようになっています。

ここでは、#define ENABLE_SENSORをコメントアウトして、SENSORをenableにしてみます。

 

//! Uncomment this line and a hardware test will be conducted
// #define FACTORY_HW_TEST

//! Uncomment this line and use WiFi for OTA update
// #define ARDUINO_OTA_UPDATE

//! Uncomment this line and Bluetooth will be used to transfer IMU data
// #define ENABLE_BLE_DATA_TRANSMISSION

// Uncomment this line and the sensor will be used
#define ENABLE_SENSOR

これで、検証・コンパイルを行ってみます。エラーが出なければ完了です。

 

⑤本体への書き込み、動作確認

コンパイルが完了したところで、T-Wristbandへのプログラムの書き込みを行います。

本体添付の説明書に従って、ケースを開いて、Flash Tool Boardを接続します。

説明書の写真をみて、フレキシブルケーブルと、コネクタの接続方法を間違えないように接続してください。本体側が、バッテリーのため、通電状態で活線接続するのが、少し気になりますが、思い切って接続します(笑)

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あとは、aruduino IDEのスケッチ → マイコンボードへ書き込む で、T-Wristbandに書き込みます。

これで、完了です。